食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。
12月1回企画の商品より、事前検査結果をホームページに掲示を始めました。
生協で行なっている検査の目的は「政府検査の再確認」のため自主検査を実施し、組合員さんにより安心していただく事を基本にしています。
検査対象商品は、政府検査の対象となっている産地の農産品を中心とし、状況によって検査対象を追加していきます。
注文時の判断の一助として、ご覧ください。
放射性物質による問題への取り組みはこちら
ぱるタイムでは「検査室だより」のコーナーで、検査結果の概要をお知らせします。
ホームページをご覧になれない方は、組合員サービスセンター又は配送担当者におたずねください。
【フリーダイアル】0120-409-555 【FAX】 0120-409-880
残留農薬 | 残留放射線 | 微生物 | 食品添加物 | 外部委託 | 卵質 | 合計 | |
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新規事前商品 | 38 | 7 | 432 | 39 | 7 | 0 | 523 |
抜取商品 | 23 | 76 | 297 | 8 | 6 | 65 | 475 |
調査品他 | 3 | 2 | 37 | 0 | 1 | 4 | 47 |
合計 | 64 | 85 | 766 | 47 | 14 | 69 | 1045 |
見学件数:1件8名
★10月度は1,045件の検査(昨年1,004件)と商品の相談受付は385件(昨年455件)でした。
★微生物検査・理化学(残留農薬・食品添加物)検査とも、商品回収・人体危害にかかわる不適合はありませんでした。
★微生物検査・保存料検査・新規取扱事前検査で各1品ずつ再検査を要するものがあり、再検査で問題のないことを確認しました。
★ハート栽培農産品で不適合が1品あり、産地調査の結果、農薬の散布が誤った方法でされていることが判明し、適正な散布徹底を産地に要請しました。
★残留放射線検査で85品行い、すべて規制値以内でした。
★腹痛下痢、スキントラブルなどでの、同一商品の複数発生はありませんでした。
主なお申し出状況(昨年度) | ||
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人体有症 | 2件(1件) | |
異物混入 | 37件(64件) | |
異味異臭 | 32件(32件) | |
他意見・質問など | 314件(358件) | |
合計 | 385件(455件) |
冬場はノロウイルスなどのウイルス性食中毒の発生が増加します。ノロウイルスによる感染症は通常10月に発生し始め、11~12月にピークに達し、3月頃まで流行します。
10~100個の少量の汚染でも食中毒を発症するので、まずは“ウイルスをつけない”ことが予防の基本です。
主 症 状: | 急な嘔吐、下痢、腹痛、発熱(38℃以下が多い) 乳幼児は嘔吐症状、成人は下痢症状が多い |
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潜伏期間 | 感染後、約半日~3日で嘔吐、下痢の症状が現れる |
発症期間 | 通常は3~4日程度で自然治癒(後遺症なし) |
治療 | 抗生物質は効果なし。有効なワクチンもないので、 脱水症状や体力の消耗に注意する。 |
ノロウイルスの感染経路は、ほとんどの場合、経口(口から体内に入ること)感染です。
日頃から、調理時や食事前やトイレの後などは、石けんでしっかり手を洗いましょう。
食品を加熱する場合は、中心温度85℃以上で1分間以上の加熱をし、中心までよく火を通してください。