商品検査室だより

食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。

2016年6月度 美ら海育ち海ぶどう

お申し出

  • 中に生きたエビ?のようなものが見えました。
    これは何?

検査室からの回答

  • 混入していた異物はヨコエビの一種でした。
    海ぶどうは、その特徴的な房(粒)をいためないようにするためにも手作業での異物除去はできません。
    そこで炭酸ガス海水やオゾン水で洗浄して、ヨコエビなどを除去します。
    本件のヨコエビの混入原因といたしましては、海ぶどうの洗浄が不十分であり、その後の検品でも発見されずに出荷されたものと思われます。
    当該品の包材の注意書きには、「まれにヨコエビが混入している場合がありますが、味・品質には影響ありません」と表示しております。

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1542件(前年同月1528件)

〈6月度検査状況(16.5.21~16.6.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 1082 8 注意品については再検査、継続調査を実施しましたが、
商品回収・人体危害にかかわる不適合はありませんでした。
残留農薬検査 48 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 208 なし 問題ありませんでした。
残留放射能検査 51 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

153 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】280件(前年同月350件)

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

> バックナンバーを見る