商品検査室だより

2023年2月度 遺伝子組換え食品の表示について

2023年4月より『遺伝子組換え表示制度』が一部変更となります

①遺伝子組換えの混入がないと認められる場合のみ「遺伝子組換えでない」と表示できます。
②遺伝子組換えの混入が5%以下に抑えられている「大豆」「とうもろこし」は
 「分別生産流通管理済み」などと表示できます。
③「遺伝子組換えでない」「分別生産流通管理済み」の表示は任意のため、
 表示しなくても法律の問題はありません。

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新マーク

パルコープ商品検査室での取り組み

◇現行の『遺伝子組換えでない』マークがある、さくら卵・産直牛乳・産直肉のエサの大半をしめる「とうもろこし」は、遺伝子組換え飼料の混入を防ぐ『分別生産流通管理』を行なっています。マーク変更後も実施します!

◇商品検査室では、以下の確認をしています

①遺伝子組換えの混入が5%以下であること
②分別生産流通管理済みであること
 以上を、書類と外部機関での分析検査で毎年確認しています。

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1114件(計画比101.1%)

〈2月度検査状況(23.1.21~23.2.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 800 2 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。
残留農薬検査 51 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 171 なし 問題ありませんでした。
残留放射能
(放射性物質)検査
20 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 24 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

48 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】88件

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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