コープシアター大阪 第100回例会

社会風刺コント集団『ザ・ニュースペーパー』
2021年10月23日 門真ルミエールホール

1988年、昭和天皇重病による「歌舞音曲自肅」の嵐の中、すっかり仕事のなくなったコントグループ3つが仕方ないので集結し、国内外の政治、経済、事件、芸能…モロモロの社会情勢を笑いに転換すべく結成したコントグループ『THE NEWSPAPER』(ザ・ニュースペーパー)。
日々刻々と変わる「ニュース」を素材にコントを仕上げ舞台化。さっき聞いたニュースがすぐに舞台に載ることもしばしば。
表現力豊かな役者が演じる様々な人物のコントに、笑いながらニュースの裏に隠された社会の本質が見えてくるかも。
特に歴代総理大臣の形態模写(心の中まで模写!?)を中心とした政治コントは他にまねの出来ない得意分野。
結成以来、ニュースを素材にひたすらライブにこだわるスタイルは変わらない。
常に今を生きる社会風刺コント集団。
(「ザ・ニュースペーパー」ホームページより)

観劇後のアンケートより

・久しぶりに劇場に来れて楽しかった。できたてホヤホヤのコント、おもしろかったです。どう選べばいいかじっくり考えて、選挙に行きます。
※第49回衆議院議員選挙直前の開催のため

・前回(の例会を)観てから、「ザ・ニュースペーパー」を楽しみにしていました。また次の回も楽しみです。

・おもしろかった!ずっと笑いっぱなしでした。2時間があっという間でした。

第100回例会記念によせて ~記念誌より抜粋~

コープシアター大阪 設立時のスタッフさんより
大阪かわち市民生協だった当時の文化グループのメンバーで観劇のための積み立てを始めたところ、アッという間に60人ほどが集まった。それならと、立ち上げに踏み切ったのでした。廣田さんと二人で上京し、劇団やプロダクションを手当たり次第訪ね歩きました。でも、今思えば当然のことなのですが、そのほとんどから、けんもほろろにあしらわれました。例会一覧を見ながらあの時のことを思うと、ほんとに感慨もひとしおです。これからもずっとコープシアター大阪が元気に存在し、大阪の文化の灯を守り続けてくださることを期待します。(柳本さん)

もう、32年も前になるのですねぇ。
大阪のオバサンたちが始めるのだから関西の作家のものを関西の劇団でと、1回目は田辺聖子さん原作、関西芸術座の「すべってころんで」に決めました。柳本さんと上京した折、一人だけ私たちの動きを助けてくれた人がいました。黒柳徹子さんの「ニノチカ」で新橋の劇場にいた劇団NLTの制作の人でした。そのおかげで2回目の例会は劇団NLTの芝居が出来ましたし、設立総会には当時の大物女優の賀原夏子(かはらなつこ)さんも来てくれました。
スタッフも若かったけれども、もっと若い会員も多く保育が必要な小さい子も沢山いて、スタッフが保育もしました。あの時の子たちも今は30歳半ば、もうパパやママになっているのだろうなぁ!彼や彼女がコープシアター大阪を思い出して会員になってくれることを夢見ます。そのためには、若い会員が増えるような思い切った企画も考える時期が来ているのでしょう。(廣田さん)

写真は第100回例会記念誌とこれまでの「コープシアター大阪ニュース」

※大阪かわち市民生協…おおさかパルコープの前身生協のひとつ

これからの例会のお知らせ

第101回例会 コロンえりか ソプラノ・リサイタル
日時:①2022年3月16日(水)18:30~
   ②2022年3月17日(木)13:00~
場所:門真ルミエールホール

※新型コロナウイルス感染拡大状況により、中止になる場合があります。会員の皆さまには、最新情報を、はがきやニュースペーパーでご案内いたします。