5月25日　此花地域活動委員会（大阪市）　参加12名

　昨年2月に建替えて新しくなった此花消防署の見学と、職員の方々によるAED講習会に参加させていただきました。
　まず、普段見ることのできない待機室・食堂などの館内を見学。緊急時邪魔にならないよう、各所整理整頓されていることが分かりました。続いて消防車庫を見学。大阪市では救急車の要請が年々増え、市内で4隊の救急隊が増加されました。そのうち1隊が、此花消防署に配置されたそうです。車庫を回っていると各消防車の脇に一見脱ぎ散らかされたような防火服が...。聞くと、これはいざ出動要請が出た時に、1秒でも早く着ることができるよう、わざと置いてあるんだとか。細かいです！
　此花消防署には、災害時にヘリコプターが緊急離着陸できるスペースがあり、そちらも見学させていただきました。
　救命講習会では、目の前で人が倒れた時の、AEDを使用した心肺蘇生法の手順を教えていただきました。日本では毎年約6万人もの人が突然心臓が止まって亡くなっているそうです。いつどこで誰に起こっても不思議ではありません。"100％助かるかは分からないが、やらなければ100％助からない" "後で後悔することのないように"ひとつの勇気で救える命があるということを心に留めた日となりました。