組合員活動紹介

2017年09月25日

ピースツアー・ピースアクション報告

被爆者の想いを次世代へ継承しなければ

パルコープでは毎年、「平和の大切さ」「被ばく体験を風化させず、次世代へ伝える」ためピースツアーを行なっています。
今年も、被爆地ヒロシマを訪れ、原爆のつめあとや平和資料館を見学し、平和の式典に参加しました。

ヒロシマツアー

8月4日~6日 20名参加

「原爆のつめあとめぐり」では、広島各地の現存する遺産について、ガイドさんの話を聞きながら学ぶことができ、やはり広島に来たからこそ体験できる貴重なものだと感じた。
「資料館」は以前のような原爆の恐ろしさを視覚的に訴えるむごたらしさがなりを潜めていて、近代的できれいな資料館になっていたことは残念だったが、一部の展示スペースでの焦げた弁当や亡くなった子どもの衣服といったものは、そのエピソードと共にもの凄く心に迫るものがあり、パネルや端々とした文章ではなく、そういうものに価値があるように思った。
13、4年振りに参加させて頂いたが、十数年が経ち、人の死と向かい合い、戦争の悲惨さや親のありがたみなどを感じつつある中で、原爆の下で死の世界での親子の最期のつながりや、失くした子の遺品を誰にも語らず仏だんにしまい続ける親心、死を強いられた子ども達と生き地獄を見る子ども達の哀しさなど、もの凄く心打たれるものがあった。
(大東市 近藤さん)

ピースアクション

広島での日生協主催「ピースアクション」に今年もパルコープから組合員活動委員会メンバー9名が参加しました。

見学で一番印象に残ったのは、基町高等学校創造表現コースの生徒と被爆体験証言者が10年前から共同で制作した原爆の絵の展示です。
戦争を知らない子ども達が被爆者の話をもとに絵にするのは大変な作業だったそうです。
写真よりもリアルで原爆の怖ろしさが伝わって来ました。被爆者の方たちは被爆者の想いを次世代へ継承しなければという気持ちで高校生に詳しく細かく当時の様子を話されたのだと思います。
(枚方中央地域活動委員会 奥村さん)

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