掲載日:2010年10月25日
2010年9月の稲刈りツアー。里芋掘りもしました。
地元・富山県の生協でも人気のある里芋が、昨年初めてパルコープで登場しました。
利用された組合員さんの『モチモチしておいしかった』の声を生産者に届けました。
「せっかく農家なんですから、農産物で冬場になにかできないかと思って。
質のいい里芋をたくさん穫りたいという思いが強いんで、秋にいいのが実ったときはうれしい」と、生産者の中山さん。
JAいなば ねっとり里芋生産者・中山智章さん
里芋畑は去年『CO・OP富山コシヒカリ』の田んぼだった所です。田んぼの元気を回復させるための"転作"と、里芋なら収穫できる物が少ない冬場に出荷できるので、11年前に始めました。
「堆肥は、なんといっても籾殻・牛糞が里芋の生育に合ってる。
年々量を増やしていくと、生育も良くなるし、味や食感も良くなっていくのがわかるんです」。
今年は雨が少なく苦労をしたといいます。夏場に土が乾くと里芋が水不足で大きくならないので、畑にたくさんの水を入れて湿った状態を保ちました。
土が乾かないように里芋畑に水を張っています(8月初旬)
「今年も待たれているという声を聞き、うれしい話です。
ほんとに、やりがいっていうんですかねえ、一番やる気がでますよね」
と日に焼けた顔をほころばせました。
トラックが班の荷降ろし場に到着すると、前の週にご購入いただいた班の皆さんがいっせいに「先週の里芋すごくおいしかった」「うちもみんなおいしい言うてた」と荷降ろし前から盛り上がってくれました。
皆さん口々に「ぜひ、また企画してください」と言ってくれました。
寝屋川支所 担当 池田 康男
・皮をむいて、おでんの具材としてそのままお鍋の中に入れたら、主人が「もっちりしておいしいわ~」と言って食べてくれたよ。
・普通の里芋よりねっとりしててめちゃおいしかったよ~。
塩をつけて食べるって勧められたとおり食べたらこれがグー。
タワシなどでこすって土を洗い流してから、皮付きのまま茹でる(竹串をさしてスッと通るくらい)。湯から出して、チュルッと皮が簡単にむけるので、塩をつけて食べてね。
・味噌汁に入れても煮くずれせずに、それでいてしっかりとネバネバで、味噌の味がしみこんで、すごいおいしい芋だと家族にも言われました。
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