掲載日:2010年10月12日
「おせちを初めて注文したのですが、 思っていた以上に減りが早かったです。
もう少し子どもの好むものが入っていれば また注文したいと思います」
おせち「春咲(はるさき)」昨年の利用者アンケートより
「今回は、組合員さんの声でいただいた「洋風・中華」のメニューも入れてるんですよ!」
石井食品 中野さん
来週から、予約カタログが配布される重づめおせち(重箱に詰めあわされて12月31日にお届け)のひとつ「春咲」は、"おべんとクン ミートボール"でおなじみの、京都・京丹波町にある石井食品株式会社さんで製造されています。
工場長の宮坂秀一(ひでかず)さんに、お聞きしました。
こだわっているのは、素材の味を生かした料理を作ること。2009年から、出汁(だし)を業務用の液体や粉末ダシは使わずに、工場内でかつお節を削ったもので煮物を作っています。アンケートに「煮物が年ごとに関西風の薄味になってきておいしかった」「祖母が作ってくださったおせちみたいです」と書かれていたのを見た時は、やった!と思いました。
京丹波工場 工場長 宮坂秀一さん
年末の数日間で、一気に重箱に詰め合わせます。一人ずつが責任を持って一段を完成させることで、食卓で重箱を開けてもらった様子を思い浮かべながら作っています。
「正月は一年で一番晴れの日だから、きれいでおいしいおせちをお届けしよう」と全員で言っています。
この年末で7年目になる、重づめおせち"春咲"。毎年、組合員さんの感想アンケートからのご意見を参考にして改善した、生協オリジナルのおせちです。
例えば2005年~2006年には、関西のおせちには欠かせないという声から「たたきごぼう」「くわい」「棒だら」を採用しました。また、「栗きんとん」は2007年に味を見直した結果、アンケートでのおいしかったメニューランキングで毎年上位に。
昨年末にも288枚のアンケートを頂き、今回は定番の和食を中心にしながらもいろんな年代が集まって楽しめる洋・中のメニュー入りでお届けします。
(商品部日配担当:川井秀彦)
組合員さんの暮らしにあったお正月商品の話ができるように、配送職員が学習しました。
・ 「だれもが食べやすい、控えめの薄味のおせちが良いわ」と昨年言われました。
組合員さんの出身地方によって味付けが違うからみたいですね。
南寝屋川支所 増永 豊樹
・ 「人が集まるお正月にまん中にポンとだせばそれだけで華やかになるから良いわ」とよく聞きます。昔ながらの言い伝えを子や孫に教えてあげながら食べるそうです。
寝屋川支所 古山 陽子
おせち「春咲」 5.5寸和洋中三段重 (36品)
予約価格12,800円【冷蔵】
◆重づめおせち等の予約が載った「おせち&31日宅配予約号」は、共同購入・個配では10月18日からの週に配布の予定です。パルコープの店舗でも予約できます(詳しくは各店舗まで)。