生産者さんおじゃましまーす

掲載日:2011年07月19日

わら焼き戻りかつおタタキ/高知県・明神水産(株)

110719_katsuo-m.jpg

高知では藁(わら)焼きにします

「臭みもなくて良かったわ」と組合員さんに評判の、「わら焼き戻りかつおタタキ」は、高知県・土佐佐賀にある明神(みょうじん)水産で作られています。
一般的には炭焼きのタタキが多い中、土佐地方では伝統的にわら焼き製法が採用されてきました。その伝統を守り、"稲わら"で焼いているのが「わら焼き戻りかつおタタキ」です。

110719_katsuo-m.jpg

藁(わら)で焼くことでくさみを取り香りをつける

高知県内の稲刈りをする農家から、機械を使わず1メートルもの長いサイズに手で刈ってもらった稲わら(短いとすぐ燃え尽きてしまうので)を取りに行って、年間2万束を確保しています。
わらは、火をつけると背の高い700℃以上の高温の炎が一気に上がります。その火でかつおの皮を炙(あぶ)ることで、皮の際(きわ)にある生臭さの原因になる脂を焼ききり、わらの香ばしさが加わります。
また、燃え上がった後にさっと火が落ちる"わら焼き"は、中心は生のままで、かつおの新鮮な旨味と鮮やかな赤色を残しています。

110719_katsuo-m.jpg

パルコープ組合員さんと一緒に作ったタレ

パルコープの組合員さんと明神水産さんが1998年に一緒に開発した添付タレは、高知県産の柚子(ゆず)を使ったこだわりのタレです。
"わら焼きかつお"にピッタリのさっぱりと食べやすいタレに6年ぶりに戻って、6月2回からココラボ商品として「わら焼きかつおタタキ」がデビューしています。

110719_katsuo-m.jpg
天井まで届くくらいの大量の"稲わら"の前で製造部の明神(みょうじん)亮太(りょうた)さん

110719_katsuo-m.jpg

組合員活動委員会8名が訪問しました 2011年6月20日・21日

わらを確保するためにとても苦労されているということを知りました。
農家の高齢化や減反もあり手刈りのわらが少ないので、「わら部隊」によって契約農家へ出向き収集されています。
都島南地域活動委員会 内山光江さん

わら焼き戻りかつおタタキ
【冷凍】350g(2~3ブロック)、タレ付【8月1回】 698円

110719_katsuo-shohin.jpg

【お願い!】必ず流水解凍でお願いします。半解凍の時にスライスするときれいに切れます。

おすすめレシピ

梅かつおタタキ炒飯
梅かつおタタキ炒飯

かつおタタキサラダ
かつおタタキサラダ

カテゴリー


年別バックナンバー

生産者さんおじゃましまーすTOPに戻る