掲載日:2012年09月03日
一般的には「こんにゃく粉だけ」や「こんにゃく芋とこんにゃく粉のブレンド」で作られることが多い、こんにゃく。生協組合員さんの「本来のこんにゃくが食べたい」の願いを受けて、パルコープの前身生協が設立された1975年からのおつきあい、(株)若草食品さんが、伝統的な原料と製法で作っています。
主に群馬県で栽培されている「こんにゃく芋」、標高が高く吹き降ろす風で害虫がつきにくく、化学肥料をできるだけ使わずに葉を茂らせます。5月に植えた種芋は、冬の霜を防ぐため11月には一度掘り返して収穫し保存庫で寝かします。翌年また5月に次の畑に植え付けられて11月まで栄養を蓄えて育ち、11月にはまた掘り返して保存庫へ...。でんぷんなどの栄養が増えてこんにゃくに適した芋になるまでに3年、そうやって育った芋だけが「国産生芋だけでつくったこんにゃく」の原料になります。
"こんにゃくができるまで"を、知ろう、体験しようと、夏休みの子どもたちも一緒に(株)若草食品へ。工場の見学や学習の後、こんにゃく作りを体験。みずみずしい香りの生のこんにゃく芋が、だんだんいつも食べているこんにゃくに。 できたての温かいこんにゃくをおいしくいただきました。
こんにゃく芋をカットするとみずみずしい香りが。