掲載日:2013年07月01日
土用の丑には、ぜひとも食べたい「うなぎの蒲焼」。多くの組合員さんが「やっぱりウナギは生協のが一番」と言われます。 おいしさのこだわりをお聞きしました。
配送支所職員が川口水産の工場に
見学(5/23)
「今までで一番泥くさくなくておいしかった」と言ってもらって嬉しかったです。
養鰻場(ようまんじょう)で育ったウナギが保管される「立て場」では、
有田川水系の地下水をかけ流しにして、完全に泥臭さが抜けるまで
試食検査を行います。5人の検査員からOKが出るまでは蒲焼製造はせず、
完全に臭みを抜いています。
「タレだけ売って欲しい」と評判の"自家製のタレ"。捌(さば)いた活(いけ)ウナギの頭からとったエキスを使って作っています。また、ベースの醤油にはCO・OP醤油でおなじみ、大醤(株)さんの濃口醤油と旨味(うまみ)が強い再仕込み醤油の2種類を使い、着色料など添加物は使っていません。焼きあげ用に"味付け用""色付け用""照り付け用"の3種類のタレをくぐらせ、製品パックのタレは、サラッとして"ご飯によくあう"タレ。添付の和歌山県産の香り高い山椒ともよく合います。
タレ製造部課長 西本さん
タレ焼き前の白焼きは、"しっかり焼く"から良いんです。両面から強火の遠火で焼いた後に、身の面だけさらに焼いて濃いキツネ色になった"白焼き"は、皮身の間の生臭みが消え小骨が焼き切れています。
皮も身も柔らかくするために低めの温度で長めに蒸してから、自慢のタレ3種にくぐらせながら焼いて色を出していくので香ばしい蒲焼になります。
"すだちぽん酢"添付の商品「うなぎ白焼」も
さっぱりしておいしいですよ。
工場長の上西さん