掲載日:2013年12月26日
まだ戦後の雰囲気が残る昭和25年、餃子を食べさせる食堂の開店が、「中華点心鍋セット」のメーカー「一品香食品」の始まりでした。以来、中華食品ひと筋に歩んできたメーカーの、全国の生協でしか販売されていない、5種の点心を鍋料理で食べる「中華点心鍋セット」は、一回で食べきれないと言われるくらいのボリュームと満足感でリピーターの多い商品です。
生協さんと一緒に、当時出始めていたスープ餃子をヒントに"いろいろな点心をおいしく手軽に食べられる商品を"と作りました。組合員さんが口(クチ)コミで広げてくれた商品で、もう20年にもなります。スープの開発など試行錯誤しながら作りましたが、息の長い商品になりましたね。
(「中華点心鍋セット」の産みの親・製造技術課課長・田淵さん)
もちっとした食感の生地にするため、九州犬鳴(いぬなき)山系のなめらかな伏流水(ふくりゅうすい)(地下水)を使って、点心を作っています。皮も具もそれぞれに味わいの違う点心ですので、楽しんでくださいね。
(製造技術担当係長・向井さん)
原材料の玉ねぎ・キャベツなど自社で洗浄・カットから行います。
「生から使うほうが、味も良いですね」と製造技術担当の向井さん。
具材のミキシングは熱を持たないように検温で確認しながら行います。
品温があがると包んだときに脂肪が溶けて肉汁が出てしまい、食感が悪くなります。
餃子、えび餃子、小籠包、華しゅうまいの生地も自社で製造。それぞれ粉の種類や配合を変えています。
「点心鍋セット」を使って
水菜とえのきの中華風
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