生産者さんおじゃましまーす

掲載日:2015年12月21日

冷凍讃岐うどん/群馬県・シマダヤ(株)

生協の冷凍うどんは、コシがあり家族や友達からも人気やねん。

昼食に、小腹がすいた時に、鍋のシメにと、何かと重宝な冷凍うどん。
ココラボ商品として開発されて1年半になる「冷凍讃岐うどん」は、組合員さんからも『電子レンジでも調理できて便利やね』と好評です。
シマダヤ群馬工場の社員食堂では、従業員の方が、毎日お昼に"冷凍うどん"などの麺類を食べるそうです。

家を留守にしたとき子どもが食べて「おいしかった!」と言ってましたよ。
電子レンジでできるのは便利ですね。(利用された組合員さんの声)



年間5万トン・約7億食の麺製品を扱う、関東の大手メーカー・シマダヤさん。
「ココラボ冷凍讃岐うどん」を製造しているのは、群馬県高崎市にある工場です。
全国のお客さんの要望にこたえて多品種な麺を作っています。
「ココラボ冷凍讃岐うどん」は、開発時に試作を重ね決めたオーストラリア産小麦を使い、ミキサーで練りあげ・麺をのばしてカット・ゆであげ・冷凍・包装までを一気に機械で行なっていました。
「うどんも奥が深くて、ちょっとのことで出来が変わってしまう。昔は職人がやっていましたが、現在は数値管理し、安定した品質のものを出荷しています」と社長の高橋さん。


うどん製造は、小麦粉・塩・水で作るのですが、夏と冬では水の量や練り時間・温度を変えて微妙な調整を行います。
関西の方は"やわらかい麺"を好まれるので、讃岐うどんであっても通常よりも柔らかめに練っているんですよ。
柔らかい麺は機械では取り扱いが難しいのですが...。
そんな中でも讃岐うどんの特徴であるコシを出すために、加水は多めに、しっかりと練りあげています。コシ=硬さではなく、硬さの中にも柔らかさや粘り気を調整して「ココラボ冷凍讃岐うどん」だけの食感にしています。
生地ができあがり平たくした"麺帯"の時には、全体の水分量を均一にするために温度の高い部屋を通過させ、その後グルテンを壊さないように徐々にのばしていきます。
食感を出すため波型のローラーを通すのは讃岐ならでは。
そうしてのばされた麺を細長くカットし、一食ずつに分けられてゆでます。
ゆであがった麺はすぐに、急速冷凍できるトンネル型のフリーザーに送られます。
凍ったうどんは一つずつ個包装。5食そろえてからココラボマークの入ったものに包装され出荷しています。




冷凍麺は、ゆであげまでは冷蔵(チルド)麺と同じです。ベストな状態にゆであげた麺を"急速冷凍"することにより、おいしい状態を保ったまま保存できるのが利点です。
調理時に大切なことは、素早く解凍すること。お湯でゆがく時は"ゆであげる感覚でなく、解凍されてほぐれたら"食べごろです。 ゆで過ぎると冷凍麺ならではの、みずみずしくモッチリした食感が楽しむことができなくなってしまうので、注意してほしいですね。
電子レンジ調理なら簡単に解凍できて調理しやすいですよ。



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