ダイオキシン問題に対する考え方

はじめに

1.近年、地域住民は、環境や福祉、ボランティア等の課題に大きな関心をいだいています。「ダイオキシン」問題もそのひとつで、今や「環境」や「社会的貢献」に無関心な企業やお店は地域社会に受け入れられません。「環境への取り組み」と姿勢は、地域住民から「信頼」される組織づくりという観点からも大変重要な課題となっています。

2.以前から、パルコープでは環境問題を重要な課題と位置づけて活動してきました。また、パルコープとして総合的に環境問題に対応していくために、環境に関する国際規格であるISO14001に基づく「環境マネージメントシステム」を2001年12月に導入しました。環境に対する取り組みとしては以下のような、取り組みを実施しています。
(例)・環境学習会の開催・NO2測定活動・ゴミ減量 キャンペーン・省エネチャレンジ活動・環境月間の設置・無漂白のティッシュ、トイレットペーパーの供給、野菜ボックスの回収利用や商品案内、卵パック・牛乳パック・トレー・ペットボトル・電池のリサイクル等



基本的な立場と運動

1.パルコープでは、『地球環境にやさしく、持続可能なくらしの創造』に貢献できる商品供給と運動を通 して「環境活動」を推進していきます。
2.組合員は、生協商品への利用結集と活動を通じて「より環境にやさしく、持続可能なくらし方」へ向けたくらしの見直し活動を進めていきましょう。


1. リサイクルの取り組みと環境問題の学習活動を更に強化していきます。
2. ダイオキシンを発生させる可能性のある商品を可能な限り排除していきます。
3. 地域社会への働きかけと交流を強め、行政に対して法的・行政的な規制や監視・指導などの環境対策の強化を求めていきます。
 (1) 発生抑制のための市民への教育・啓発活動の強化を求めていきます。
 (2) ゴミ焼却場の改善。ダイオキシン濃度の定期的測定と住民への情報公開を求めていきます。
 (3) 最終処分場の土中から流出するダイオキシン対策を求めていきます。
 (4) 分別収集の徹底とリサイクル促進のための諸施策の実施を求めていきます。