2017年10月26日

2017年度パルコープ・よどがわ生協・ならコープ「第3回 東北応援バス」の様子

<2017年8月5日(土)~8月8日(火)>

3生協あわせて27名の組合員さんと2名の事務局で参加しました。
今回は夏休みということもあり、初参加者16名・小中学生6名が参加。
台風が九州に上陸する中で、無事予定通り現地に到着。陸前高田は曇り空、なんとか雨は持ちこたえてくれました。

Aグループは、陸前高田の"高田の松原"再生のため、松苗を囲う棚づくりのお手伝いを行いました。
Bグループは、前日に控えた高田町の「うごく七夕」の準備応援に入りました。

2日目は、陸前高田市の2つの七夕まつりに分かれて参加しました。
あいにくの雨天の中でも大変盛り上がり、伝統ある勇壮なお祭りを生で体感することができました。

  • 前日に手伝ったうごく七夕「森ノ前組」の山車を曳く

  • 当日の朝、雨模様の中テント内で短冊飾りを手伝った
    「けんか七夕」の山車

陸前高田市の七夕まつり

高田市「うごく七夕」
きらびやかに飾られた巨大な山車が威勢のいいお囃子(はやし)にあわせて勇壮にまちを練り歩きます。
日が落ちるとともに山車の飾りも変わって灯が燈り、幻想的な七夕山車がそれぞれに華やかさを競う華麗な七夕まつりです。

気仙市「けんか七夕」
今から約900年前から行われている、相手の山車とぶつかりあう勇壮な祭りです。
太鼓の乱れ打ちとともに、山車と山車は激しくぶつかりあい、その熱気や太鼓と笛のリズムは圧巻です。

参加者された方の感想

2日目けんか七夕祭り、町の人々が集まり、地方へ出た人々が帰ってくる。
立教大の学生達が、和光太鼓の方々が太鼓を通して集り、各地方から沢山のボランティアが、その家族も集まり、そして先祖、震災で亡くなられた方々の魂が帰ってくるという。
人が人を呼んで集まり繋がって続いて...絆ができるのだなと、私もそこへ参加させてもらえたことに感動しました。
600年も続く伝統行事がこれからも続くことを願っています。

6年前テレビで見た時と自分の目で直接見たのではまったく違う、というのが第一印象でした。
見渡せば山盛りになっている土があり雑草が生えている所には誰かが住んでいたのだと思わせられました。
東日本が起きる前は私たちと同じ様に学校や会社に行ったりして普通に生活していたんだなと思うと一刻も早く住んでいた人が戻って来れるまで復興してほしいと思いました。
実際に現地へ来て沢山の事を学びました。
学校の先生方に私の感じたり思ったりした事を話したいと思います。(16歳)