共済連・災害見舞金給付訪問活動

共済連・災害見舞金給付訪問活動

パルコープから共済チームが災害見舞金の給付訪問活動に行った時の報告です。(5/9~14)

2名ペアになり、被害の大きかった益城町を中心に訪問活動を行いました。
訪問活動初日、1日20件を目標に訪問する予定でしたが、悪天候と住所地に家がない等で、訪問件数が6件うち対面できたのが2件で、一部損壊でお支払手続きをすることができました。
外見は被害がないように見えても、家の中の壁が落ちたり、家具が転倒して、ご苦労されたお話も伺いました。
組合員さんから「遠いところをありがとう」と言って頂いたこと、ご年配の組合員さんが、雨の中車が出るまで見送って下さったことに胸が詰まる想いでした。


  • 生協くまもとへの応援

    各地域で職員が1件1件訪問して見舞金手続きをします

  • 生協くまもとへの応援

    ペアで活動しているコープ事業連合の伊藤さん(千葉県在住)

  • 生協くまもとへの応援

    全国から共済スタッフが集まる事務所

訪問活動2日目、前日と変わって天候も回復し、訪問件数25件、対面8件、見舞金手続き6件、うち半壊2件と一部損壊4件のお手続きでした。
会う事ができなかった組合員さんで全壊の方がいて、ご近所の方に伺うと親戚のお家に避難されている様子で、手続き書類をお届けしたところ、「生協さんはこんな活動もしてるんですね」とご近所の方が驚かれていました。
対面した組合員さんにお話を伺うと、お子さんが地震の影響で怖がって家に入りたがらないそうで、お家の被害が少なくてもストレスや不安を抱えておられる方がたくさんいらっしゃる事に心が痛みました。

熊本地震復興支援

訪問活動3日目、訪問地域では道路のひび割れや地震の影響で地面の隆起も多くあるため、パンクに気をつけながら走行しています。
訪問件数20件、見舞金手続き9件、うち全壊・半壊4件、一部損壊5件でした。
訪問する中で分かりましたが、倒壊している建物のすぐ近くで暮らしておられる方、倒壊した自宅の横にテントを張って生活している方、集合住宅の地面が波打ったようになり、転居を余儀なくされた方もおられました。
この日訪問した組合員さんが、一度目の震災で避難されていた時に二度目の地震にあい、帰宅した時に自分がいつも通っていた町役場が被災で大きく変わってしまった姿を見て、涙が出たと言われ、胸が痛む思いでした。


熊本地震復興支援

赤紙認定(被災建築物に立ち入ることが危険なもの)されているお家を訪問した時、
共済のお見舞金のお話をすると「知らせてくれて助かります」
「震災後、何もする気が起こらないんですよ」と言っておられました。
手続き後、「無理をせずに、お身体気をつけて下さいね」とお声をかけると、
はりつめた気持ちが切れてしまわれたのか、泣き出されてしまわれ、
私自身も一緒に泣いてしまいました。
辛い思いをされているのは組合員さんなのに…申し訳ない気持ちでした。
明日は最終日です。
1人でも多くの組合員さんにお会いしてお見舞い金のお話をお伝えしたいと思います。


熊本地震復興支援