組合員活動紹介

2023年03月27日

家の片付けどう進める? ~「物」より「ケア」につつまれて~

くらしネット福祉 主催
視聴覚障がい者とボランティア学習会

11月10日 京橋会場参加39名 ウェブ参加4名

 

 くらしネット福祉のみなさんが、3年ぶりの「視聴覚障がい者とボランティア学習会」を開催しました。
 今回のテーマは家の片付け。「老いる前に家の中を片付けたい、整理したい」という思いは誰しも持っています。片付ける前の心構えや実際の整理について、NPO法人コンシューマーズ京都・事務局長の溝内啓介(みぞうちけいすけ)さんを迎えてお話を聞きました。
 人生100年時代と言いますが、統計では "健康寿命" との差が約10年あり、この間は何らかの支援を受けて生きていく時間だと言われています。介護支援に備えたシンプルライフが重要になりますが、どんな対策が必要でしょうか。
 「いつか要るかも」と使わない物を置いていないか、同じような物があちこちにないか、押し入れの奥や脚立に乗らないと取れないような物はないか、一度点検してみてはどうでしょうか。一見キレイに見えるわが家も、ゴミ屋敷と紙一重なのかもしれません。高齢になると、力も衰え取り出せないので「出すことを諦める」ような物の置き方にも注意が必要です。家が散らかると人を部屋に入れなくなり、人との関わりも持ちづらくなり家で倒れても見つけてもらえず、 "孤独死" にも繋がりかねません。
 家の片付けを終活と捉えるのでなく、今をどう快適に暮らすのか考えてみましょう。自分らしく幸せに生活する未来を想像して、片付けを楽しんでください。

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