年が明けて急に寒さが増してきましたが、今の時期はそろそろ新学期に向けて準備をされているご家庭も多いのではないでしょうか？

我が家は子ども5人。今年は末っ子が高校受験の真っ只中。春から無事に高校生になれるかがかかっています。
サクラサク、となれば2週間程でバタバタと新しい制服や学用品、パソコンなどを購入して、中学校で使っていたモノとはお別れします。
学年が上がるだけでも準備が必要ですが、卒園卒業が絡んでくるともっと準備は大変です。
この、「大変」は文字通り「大きく変わる」のです。

持ち物もガラッと変わります。今は、私服通学や、ある程度自由のきく学校も増えていますが、制服のある幼稚園から制服のある小学校に変わるなら、持ち物全てが変わるくらいの変化です。
でも、この時「私は幼稚園が居心地良すぎるので小学校には上がらず、ずっと幼稚園児で過ごします」は通りません。幼稚園で使っていたバッグが使いやすすぎて社会人になっても使っています、という方も見当たりません。
それは、ライフステージが変わって一つ成長した証拠。
学生の時代が済んだ私たち大人も、片付けをする時はこの感じに似ているのです。

今まで気に入って使っていたものに違和感を覚えた時、体型の変化で着る服の嗜好が変わった時、好きな色や好みが変わった時、それは成長のチャンスです。
大人だって子どもだって、命尽きるその時まで成長し続ける、と私は思います。
老いではなく、成長。周りの目を気にせず、自分にとって心地よく生きるのが上手になった証拠だと感じます。

そんな私の今の「モノを選ぶ基準」は、ここ数年で大きく変わりました。
まず、「1gでも軽いモノ」そして「楽なモノ」「肌に良いモノ」です。
ブランドの高くて重たいバッグから、ナイロンの軽いモノにかわり、デザイン重視で買っていた服は素材と扱いやすさ、そして静電気が起こりにくい、天然素材100%かをチェックするように。値段より先に素材を確認します。
若い頃は見栄を張ったり、みんなと同じが安心だったりします。それが無くなると自分らしく毎日お気楽に過ごせます。
この春、子どもと一緒にステップアップしてみませんか？
その時にはくれぐれも「手放して入れ替える」は守ってくださいね。新しいモノを手に入れる時は今あるモノを手放す。これが鉄則です。