2019年11月28日

2019年度 パルコープ被災地支援職員研修報告③

<2019年11月15日(金)~11月18日(月)>

◆参加メンバー◆5名(敬称略・所属は研修時のもの)
藤原 秀樹(北枚方支所)、田中 博樹(都島支所)、和田 友希(門真支所)、内田 喜久恵(組合員活動部)、林 輝泰(監事会事務局)

いわてTSUNAMIメモリアルの見学

語り部の釘子さんに、今年の9月にオープンしたばかりの「東日本大震災津波伝承館(愛称:いわてTSUNAMIメモリアル)」を案内していただきました。
館内には様々な展示ゾーンがあり、当時の被災の状況とその後の対策が記されていました。それによって現在までの陸前高田市の復興への道のりを詳しく知る事ができました。

復興の取り組み「桜ライン311」植樹活動

11/16(土)第34回秋の植樹会に参加させていただきました。
全国各地から総勢172名集り、グループに分かれて植樹を行いました。大阪よどがわ市民生協・いわて生協・福井県民生協・おおさかパルコープの25名がひとつのグループとなり、9本の植樹を行いました。

地元の方々と交流&大槌町視察

「NPO法人遠野山・里・暮らしネットワーク」主催のハーバリウム作りに参加し、地域の公民館で地元の方々と交流しました。

その後大槌町に移動し、語り部の千葉さんから被災地の案内をしていただきました。
当時、津波から逃れてきた海側の住民たちを、山側の住民たちが快く迎え入れたというお話しを聞き、助け合いの精神に感動しました。

パルコープ職員としてこれから活かしていく事

今回、ボランティアに参加させてもらい、現地に着くまではかなり復興しているのだろうと思っていました。実際は、8年8ヶ月たった今でもまだまだ復興できていないところがあり、津波の被害が残っている建物や津波の映像を見て、改めて自然災害の怖さを感じました。
この経験を生かして、大阪に戻っても自分の中だけで留めるのではなく、支所に持ち帰り共有して、被災地の方々に教えて頂いた防災の準備の仕方などを伝えていきたいと思います。また、支所だけではなく自分の周りの人たちにも伝えていきたいです。