2019年11月28日

2019年度 パルコープ被災地支援職員研修報告①

<2019年3月22日(金)~3月24日(日)>

◆参加メンバー◆7名(敬称略・所属は研修時のもの)
阪本 千賀子(生活サポート事業部)、下浦 ユリ子(生活サポート事業部)、斉藤 宏則(共同購入本部)、白石 正行(共済)、菅生 佳世(広報)、鎌田 茅沙(広報)、林 輝泰(監事会事務局)

復興の取り組み「桜ライン311」植樹活動

3/23(土)第33回植樹会に参加させていただきました。
全国各地から合計135名集まりチームに分かれて51本の苗を植樹しました。
今回植樹した場所は陸前高田の市街地で、かさ上げ地での植樹は初めてと聞きました。

今回の植樹でトータル1590本になるとのことです。(目標は17000本)
小雪がちらつく寒い1日でしたが、たくましく育ち後世に伝えてほしいという願いを込めて丁寧に...。その後のメンテナンスをしてくださる桜ライン311の皆さんの手間と苦労を考えると本当に壮大なプロジェクトだと改めて感じました。

桜ライン311とは

陸前高田市内約170kmに渡る津波の到達地点に10mおきに"桜"を植樹し、桜のラインをつくることで震災の記憶を残し、後世の人々に伝承していくことを目的に活動しているNPO法人。
2011年10月より任意団体として発足して以来、春と秋の年2回のシーズンに植樹会を開催しており、パルコープも毎年参加しています。

陸前高田の今

これまで8年間、市街地だった土地をかさ上げして復興計画が進められてきましたが、かさ上げされた広大な土地には、家ではなく未だに空き地が広がっている状態。(2019年3月現在で利用予定がない土地が約6割もある)
市街地にある大型複合商業施設「アバッセたかた」の周囲には飲食店などの商店は増えてきています。一歩外れるとまだ寂しい印象ではありましたが、前を向いて進んでおられる方々の姿も見ることができました。

現地視察として、まだ建設途中だった釜石鵜住居復興スタジアムを見学。