2020年06月16日

2019年度 パルコープ被災地支援職員研修報告④

<2019年11月29日(金)~12月2日(月)>

◆参加メンバー◆6名(敬称略・所属は研修時のもの)
有島 健二(生野支所)、藤村 孝博(南枚方支所)、今藤 岳(枚方支所)、佐竹 泉(忍ヶ丘店)、横山 徹(人事教育)、蛭子 栄(店舗本部)

陸前高田市の視察

陸前高田市に到着してからまず、奇跡の一本松と、12mの防潮堤を視察した後、語り部の釘子さんに、「奇跡の生しいたけ」(※)の工場見学と「東日本大震災津波伝承館(愛称:いわてTSUNAMIメモリアル)」を案内していただきました。

※奇跡の生しいたけ...きのこの菌床の製造・培養から栽培まで自社で行う「きのこのSATO」さん(岩手県陸前高田市)が販売するしいたけ。東日本大震災の津波で会社やキクラゲのハウスが流されてしまいましたが、しいたけのハウスは、わずか数歩手前で津波が止まり難を逃れたことから、強運のしいたけと呼ばれるように。

復興の取り組み「桜ライン311」植樹活動

11/30(土)第35回秋の植樹会に参加させていただきました。
力を合わせて無事植樹を完了!

釜石市にて原木しいたけ生産者の作業支援

2019年10月、関東地方を中心に甚大な被害をもたらした台風19号は、釜石市の原木椎茸にも襲いかかっていました。東日本大震災の発災当時、津波被害だけでなく、原発事故による土壌汚染などの風評被害にも見舞われながら、再起を目指していたさなかでした。

私たちは、椎茸の成長の妨げにならないように、植林の枯れ木を拾って綺麗にする作業をしました。
椎茸栽培は手間暇がかかりますが、生産者の皆さんの奮闘している姿に感銘を受けました。

釜石鵜住居復興スタジアムの見学

2019年ラグビーワールドカップの開催地の一つであった「釜石鵜住居復興スタジアム」の見学をしました。
スタジアムの中には、後世に伝えていくために「あなたが逃げて」の記念碑が建てられていました。